ソニー銀行は、個人を対象に円預金から外貨預金・投資信託・カードローン・目的ローン・住宅ローンまで扱う資産運用に力を入れるネット専業銀行です。有利な金利や手数料とは別に、サービスサイトを通じて提供される各種コンテンツやツールが大変充実していますから、自分で考え、調べ、納得できる資産運用がしたい人には、ぜひ利用したい銀行といえます。
口座維持手数料は無料で、入出金はキャッシュカードを使って三井住友銀行のATM、コンビ二am/pmの@BANKのATM、東京三菱銀行のATM、UFJ銀行のATM、全国郵便局のATMを利用して行います。現在、預入れは月々何回でも無料で、引出しは月々4回まで無料です。2007年4月1日からは利用時間によっては有料になります。
ソニー銀行の大きな特徴は、有利な振込手数料(自行宛無料、他行宛210円)や金利(円普通預金0.05%、米ドル普通預金0.6%)などのほかに、為替手数料が大変安いことです。米ドル、ユーロの場合片道通常25銭、キャンペーン中は10銭と既存銀行と比べて1/4〜1/10です。
外貨預金の取扱い通貨は、米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドルの6種類ですが、どの通貨についても為替手数料が安いのがソニー銀行の大きな魅力です。
また米ドル外貨普通預金口座を持っていると、ビジネスや旅行で海外を訪れたとき、現地通貨での現金の引出しや加盟店でのデビット決済ができる「MONEYKitグローバル」という米ドル決済型のキャッシュカード・サービスを利用することができます。
投資信託は、自分のライフプランに合った最適なポートフォリオ(金融商品の組合せ)ができるよう、ソニーバンクが品質が良質と判断したファンドを9つのタイプに分類して案内しています。
ローンには、カードローンと目的別ローン(教育ローン・新車ローン・一般ローン)さらに住宅ローンがあります。
サービスサイトには、選ぶことができる3つのインターフェイス「MONEYKit」「MONEYKit-PostPet」「MONEYKit-ACTIVE」が用意されています。
これらは、サービスサイトという同じ役割を担いながらも、お金との関わり合いかたや視点によって異なるコンセプトを持っていて、それぞれ、コンテンツやツールの構成が違っています。自分に合ったインターフェイスを好きに選んで利用することができます。
また取引やシュミレーションができるツールも用意されていますし、さらには、「MONEYKitアドバイスエンジン(資産運用分析ツール)」によって、専門家に相談することでしか知ることのできなかった、資産を作り・守っていくためのノウハウを知ることもできます。ユーザーにとって、親切で充実したサイトいえましょう。